こんな会社なんて 辞めてやる!
引き留めるわけではないですが、辞めてから後悔してほしくないので、ね。
新年度である4月から3か月が過ぎ、そろそろ会社を辞めたくなってくる人が多くなるんじゃないかな?
「夏のボーナスをもらってから、辞めると伝えよう」な~んて人も、いるかもね?
そんな方々には、後悔しないために、読んでいただきたいのです。
どこの会社でも、「いまいる会社、さいこー!」って声は、ほとんど聞きません。
転職してもしばらくすると、どこかに不満が出てきます。
「辞めなきゃよかった。あの会社の方が良かった」なんて人も、見てきた中にはいましたよ。実際に戻る人もいました。
後悔は、回避しませんか?
「会社辞めたいって、どうしたの?」
大体、辞めたい人に話をきいてみると、こんな感じが多いかな。
- 人間関係
- 勤務時間
- 給料が安い
- 仕事内容がやりたいことと違う
- 担当業務以外にやらされることがある
転職時に2~5は事前確認できますが、変化することもあるし、1は未知。
いま行っている会社と、おなじ部分が不満になる可能性もあります。
1.人間関係について
これには、深い意味があります。
『あたりまえの奇跡~出会う人々~』を読んでみてください。
なにかしらの学びや気付きがあるかもしれません。学びが終われば、自然と離れたり、和解したり、変化が表れます。
心身に影響でるほどツラければ、もちろん、離れる決断をしてもいいと思いますけどね。
※参考『目の前に現れた難題 どうしよう』
2.勤務時間 と 3.給料 について
こちらは、会社と交渉できます。
4(仕事内容)もいけるかな。
3(給料)で特に注意したほうがいいのは、他人と比べてしまっていないか?です。
「この会社で、あまり熱心に仕事をしない“あの人”は、がんばっている自分よりも、高い給料をもらっている。つまり、『自分の給料が安い』んだ!腹立たしい!」
じつは、他人と比較をしては“もったいない”のです。
企業によって、組織の中で重要と捉えている業務は異なります。すると、当然のことながら、給料には開きが出てきます。
給料決定者の“お気に入り”の違いだなんて、いたって個人的な感情もあるかもしれません。
そうなると、不満は募るばかり。
そうだとしても、いずれにせよ、他人と比較するのではなく
『自分の提供する能力が給料と見合っているか』
これを見極めるのが大事。
他の会社に行ったら、『自分の能力を高く評価してくれて、年収が上がる』のか?
“あの人より安い”というだけで、今いる会社の方が給料は高いかもしれません。
あたらしい会社で、いちから能力を認めてもらい、相応の評価(給与)をもらえるかは、“不確定要素”です。
あなたの能力が高ければ、
『今いる会社で、きちんとした評価を得るには、どうしたらいいのか』
まずは、そこを考えた方が確実かもしれません。
“タダで働いてくれるのが良い社員”という企業も、世の中にはありますから、組織の体制を見極めることは、必要になってきますけどね。
4.仕事内容 と 5.業務外 について
『やりたい仕事が、今やっていることの延長線にある』
ようであれば、今は準備段階なのです。
「料理好きだけど、材料切るのはイヤ! それなのに、切る作業ばかりやらされる」
みたいなもの。
「包丁の使い方や素材をマスターして、材料切らせたら、右に出る者なし」
続けると苦にならなくなって、その道の“エキスパート”と呼ばれる日がくる可能性が高いです。未来のあなたは、スペシャリストになれるかもしれないのです。
道を究めて、他の誰もがあなたに及ばなければ、会社から大切に扱われることでしょう。
『やりたい仕事が、今やっていることの中に含まれている』
ようであれば、改善の余地ありです。
「料理好きだけど、道具を出すのと、洗って片付けるのがイヤ」
楽しい中にも、全く別物の作業が入ってしまうんですよね。
全部を『楽しい』にするために、工夫や考え方を変えることはできませんか?
たとえば、道具を超カッコイイ!!のにする。
洗い物を最小限にする料理法をあみ出すとかね。
苦にならない人と業務分担するとか。
趣味でもなんでも、道具から入るひとって、いますでしょう?
手にするもの、身の回りにあるもので、気分があがるのですよ。
まとめ
このふたつにトライしてみては?
- 環境や仕事を、楽しいと思える方向にもっていけるか
- 感謝する部分を改めて思い返して、不満を薄められるか
辞める前にトライしても、いいんじゃないかな?
だって、さ。
辞めるのは、いつでもできますよ!