苦行から楽行へ
『この世に生きるのは、苦行だ』
そう言い聞かせながら、歯を食いしばって生きてきた私は、ある時フと、思い立った。
『おなじ修行なら楽しい修行。楽行(らくぎょう)にしよう』
“欲望のまま、やりたいように生きる”楽行は、欲があって身勝手な感じがするけれど、そうではなくて、『良心・魂が喜ぶ、楽しい修行』。
苦行であっても、楽行であっても、結局のところ辿り着く場所は同じだと思うのだ。
それならば...?
たのしい方がいい!
ラクな方がいい!
自分を取り巻く状況がなにも変わっていなくても、『心がかるくなる』ことがある。
壁だと思っていたものが、『自分を助けて導く階段に変化する』ことがある。
考え方、受け止め方、自らがえらび、歩む道次第で、自分のいた世界が一変してしまうのだ。
苦痛がなくなり
日々が喜びへと変化したとき
あなたは幸せへとつながる
“楽行”を歩んでいる
『楽行をすればいい』
気づいた所で、すぐに楽行に移行できるわけではない。
楽行をしていたはずが、いつの間にか、慣れている苦行に戻っていることもある。
ひとは習慣、慣れていることに、気付かない内についつい戻ってしまうのだ。
だけど、「ま~た、苦行をやってしまったなぁ」と、気付いて軌道修正をしていけば、楽行が“慣れる”はず。
早く軌道修正ができれば、その分だけ早く、“人生は楽しい修行”となる。
『楽行をするはずが、苦行に戻っていないか』
これに“気付く”ためには、自分だけでは難しいこともある。
苦行に慣れているがために、苦の道を歩んでいることに気付けないことがあるからだ。
共に楽行を歩む仲間が常にいれば、教えてもらうこともできる。
だが、そんな素晴らしい環境に身を置く人は、そう滅多にいないだろう。
それならば...?
『すばらしい環境を、つくってしまえばいいのだ!』
わたしと同じように、生きる事が苦行だと感じているひとに、ラクに生きていただきたい。
「自分には、いったい何ができるのだろうか?」
「どうやって、目の前にいない、苦しんでいる方のお役に立てるのだろうか?」
「う~むむむ...」
考えた末に、ブログという手段を選ぶことにしました。
楽行と感じる道は、人それぞれ違うと思います。
しあわせが、人それぞれ異なるように。
このブログを読んで、共感だけではなく、「自分はこう思う!」と内部から湧いてくる心に、まずは気付いていただきたい。
『ご自身の本当の気持ち』
『魂からのメッセージ』
気づいたときが、楽行を歩みはじめる、『あなたのスタート地点』となるのです。
この世をラクに楽しく生きるために、少しでも、このブログがお役に立てれば幸いです。