本当にやりたいことは、なにかな?
ついつい、離れてしまいがちなのです...。
掃除や洗濯を“やらなきゃならない”。
仕事を“しなきゃいけない”。
冬支度も、そろそろしておく“べき”だ。
ひとは、日々に追われると、自分の人生にとって、とっても大事なものを後回し。最悪は、忘れてしまうのです。
「そんなこと言ったって、目の前のことをやら“なきゃいけない”んだから!」
はい、わかっておりますとも。
自分だけ棚に上げて...なんてズルいことは、しませんよ。わたしも含めて、です。
“たいせつなこと”が追いやられてしまうのは、急を要さないものだからなのです。
“今日中に済ませなきゃ”という性質のものでは、ないってことです。
人生のなかで大切なことが、そんなに端的に終了できるわけがないのです。
じぶんにとって大切な“やりたいこと”を分かっていながら、雑事に追われる時。雑事に文句たらたら、になりませんか?
「“あれ”をやりたいのに、こんなことに時間をとられて、手がつけられないんだけど!」
不満に感じちゃいますよねぇ。
これには、“優先順位”をつける方法が適していると思います。
仕事をしている人は、すでにご存じのことと思いますが、業務に“優先順位”をつけるのです。
- ノート一面に十字線を引いて、4つの四角枠を作ります。
- 上の端に、左上から右に向かって、矢印を書きます。
- 矢印の書出し(左側)が≪緊急≫、矢印の先(右側)が≪急がない≫
- 左の端に、左上から下に向かって、矢印を書きます。
- 矢印の書出し(上側)が≪重要≫、矢印の先(下側)が≪重要ではない≫
これをすると、見えてきます。
じつは、頭の中で整理しきれていないのですよ。量が多いし、感情が入ってしまうのでね。
さてさて、どれが一番大切なのか、わかりましたか?
『重要+緊急』と、答えたあなた!
.....おしいっ!もうちょい、でしたっ!
これは緊急だし重要なので、即、手をつけることでしょう。それは正解です。
仕事の場合、これをいち早く的確にこなすことで、評価が高くなる、というポイントがつきます。
でもね、一番大切なのは、『重要+急がない』なのです。
あなたの人生にとって、とても大切なのは、この枠の中にあるのです。
仕事の場合は、期限目安はあるものの、大きな仕事ほど、ここに入ります。時間を急かされないものほど、最重要課題なのです。
じっくり、腰を据えて行う必要がありますからね。
『重要ではない+急ぐ』は、減らせないかな?工夫できないかな?
『重要ではない+急がない』は、いっそのこと、なくせないかな?
ということを、考えるための項目です。
じぶんにとって大切な“やりたいこと”を見つけていなかったり、忘れてしまっていたりすると、生きていることや日々の生活に疑問を感じてきませんか?
「こんなことを続けていて、生きている意味があるの?」
うむ、意味はあります。
命がある、ということは、必ずそこに意味があります。意味はあるので、安心してください。
※こちらを読んでみてね→『あたりまえの奇跡~なぜ生まれてきたの~』『才能をみいだす 才能をいかす』
そして、日々行うことは、自分の助けになっていることも、ありますよね?
ルーティーンがあることで、心が救われることも。雑事を工夫することで、満足感を得ることも。
ただ、さ。
生きる意味、生きる目的、を持ちたいのですよ。
『それが、よくわからない』そんなとき。
あなたが金銭も時間も、裕福な生活をしていたら、なにをしますか?
あなたに与えられた、この世の時間が1年だったならば、なにをしたいですか?
この世の時間が1週間だったならば、なにをしたいですか?
1日だったならば?
ふかく、ふかく、想像してみてください。
もしかしたら、出かける家族に「いってらっしゃい」と、笑顔で伝えることかもしれない。
この世にのこる人々のことを考えて、身の回りの整理整頓をすることかもしれない。
後世のために、自然環境をよくしたい、と行動するかもしれない。
簡単なこと、困難なこと、ちいさなこと、おおきなこと、関係ないのです。
全人類や世界のために、などという使命をもって生まれるひと、そんなにいませんから!
違う視点でとらえれば、蝶の羽ばたきがハリケーンになる、ですけどね。
他者は関係なく、「じぶんは、こんなことやりたい」でも、いいじゃないですか?
目の前にあるものを
丁寧におこなうこと
これも大切な人生の一部
それでも
違和感をかんじるとき
あなたの魂が
道を教えてくれている
『この世に
生まれた目的を
おもいだして』
『本当にやりたいことを
忘れていない?』
ワクワクする気持ち
うれしい気持ち
幸せな気持ち
あなたの魂が
よろこびで道を示す
そうだよ!
これが
この世で
やりたかったこと!