お天道様がみてるよ

むかしの人は、よくこの言葉を使っていたのです。

お若い方々には、あまり馴染みのない言葉かもしれません。

「わるいことをしたって、だれにも、バレなきゃいい」
このブログを読んでくださっているかたの中に、よもや、そのような人は、いらっしゃらないことでしょう。
ですが、「あたしにゃ、関係ない」とは言わず、どうぞ、おつきあいくださいませ。

お天道様（おてんとうさま）って、太陽を指しますよね。
ひいては、太陽神。日本では、天照大御神さまが太陽の神さまとして崇められていますね。わたしも大好きな神様です。
『お天道様がみているよ』というのは、『他人にバレなくても、神さまはみているよ』って、ことなのです。

東から昇り西に沈む太陽であれば、陽の光がとどかない日陰も存在しますから、監視カメラのごとき“死角”が存在する可能性はあります。
では、“神さま”という太陽に、死角があるのか？？？
．．．これね、悪事を働く人には気の毒ですけど、ないのです。

善人のあなたは、ご安心ください。
そして、『自分さえ良ければいい』人に傷つけられたあなた、やり返すなんてしなくていいのですよ。やり返しちゃ、ダメですよ。やり返しているだけなのに、また、あなたに返ってきちゃうから！
ちゃんと神さまが見ているから、しかるべき時に、“天罰”は下されるのです。あなたが望むタイミングではなく、相手に効き目のあるタイミングでね！

こころの中で、人を批判したり、悪いことを考えたりすることは、ありませんか？
「こころの中で、罵詈雑言を浴びせたっていい」
「頭の中で、悪いことを考えたっていい」
ホントにホント？

これって、冒頭の“バレなきゃいい”と同じでは？
だってね、相手は“かみさま”なワケです。
以前、書かせていただいた『あなただけの応援団』。あなたを守護してくださっている方々にさえも、心の声や感情は、正確に届いているのです。もらさずに聞かれているのですよ。
「．．．やばっ！」
ね？　こう思うのは、わたしだけではないハズです。