未熟だからこそ、できること
自分の可能性をつぶしていませんか?
4月からは、新年度。
入学、進学、学生から社会人へ、部署異動、転勤、転職...。
人生の中で、大きなイベントを迎える人も多いことでしょう。
※この記事も、お役に立てるかもしれません。『人から教わるときの心得』『人に教える側の心得』
新しいことを始めるって、勇気がいりますよね?躊躇(ちゅうちょ)も、しますよね?
目の前に差し出された、自分への依頼(課題とも言いますね)。
やりたいな、と、心が感じること。
「え~?!未熟なじぶんよりも、もっと、できる人がいるから...」
「わたしなんぞには、到底ムリじゃないかなぁ」
辞退可能な場合は、辞退していませんか?
成長のチャンスを逃していませんか?
未熟な自分を認識していると、気後れしてしまったり、失敗を恐れて、先に進めないことがあります。
新たなチャレンジが避けて通れない道の場合は、四苦八苦することもありますし、あの手この手で進めることもあります。
経験を積んで、いつの間にか成長して、出発地点を振り返ったとき。
「あ~、未熟だからこそ、よかったんだな。うまくいったんだな。」
そう感じることが、あるのですよ。
未熟だからこその、柔軟性。素直さ。発想の豊かさ。
これは、もちろんあります。
ですが、それ以外にも、あるのです。
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わたしは、仕事をしながら、資格取得のために学校に通っていた時期があります。
学校の授業。
先生が「休憩時間をとりますので、質問がある人は、教壇へどうぞ」と、生徒に伝えます。
教壇に向かう人もいますが、なぜか私のところに、質問にくる生徒がいました。
一人が二人に、二人が三人に、徐々に人数が増えました。ときにはグルっと囲まれました。
それは、なぜか?
“じぶんに近い、クリアした人の方が、なにが分からないのかを見抜いてくれる”
『わからないことが、わからない』というひとも、いますからねぇ。
“専門的な先生の説明よりも、同じことで悩んだ人の説明の方が、わかりやすい”
先生も未熟な時期をクリアした人ではあるのですが、はるか昔のことですからねぇ。
当時のわたしは、「なぜに、わたし?」と思っておりました。自分も学ぶ側の人間ですから。
例えば、専門書は、それを学んできた人が読むと、理解が深まります。
では、初めて学ぶ人が専門書を読んだなら?...難しすぎて、ページが遅々として進まないでしょう。
知識を習得した先生は、専門書なワケです。
未熟なわたしは、マンガなワケです。
え?資格試験の結果?
わたしの席にスポットではなく、近くの席を確保して、休憩時間に質問していた3人は、見事合格!
いや~、報告に来てくださったときは、ホントに嬉しかったです。よかったなぁ~と、ホッとしましたよ。
え?わたし?見事!!...に、落ちました!笑
自分が不合格でも、そんなに気落ちせずに済みました。
仕事場では、すでに新入社員を教える立場にいましたが、ひとを教えることの自信もつきました。
『未熟な自分だからこそ、3人が合格する一助となれたのです』
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『未熟だからこそ、できる』ことがあるのに、気付けない。
そして、チャンスを逃してしまう。
それって、もったいなくないですか?
未知の領域には、不安もあるし、ワクワク感もあります。
せっかくですから、ワクワクをより強く感じて、チャレンジしてみては、いかがでしょう?
上をみれば、キリがない
下をみても、キリがない
できない、なんて
決めつけずに
さ
ムリかも、なんて
ためらわずに
さ
いまのじぶんが
できること
ちょっと
背伸びして
できること
背伸びしていたら
いつのまにか
背が高くなってる~
かもね!