心がみせる景色
あなたの目は、本来の姿をとらえているだろうか?
わたしは視力がわるいのですが、普段は裸眼です。
映画やお芝居を観るために、初めてコンタクトをつけて街を歩いたら、クッキリみえるのは当然なのですが、街が明るい!
「世の中は、こんなにもキラキラしていたんだなぁ」
そんな風に感じたことがあります。
じつはね、コンタクトがなくても、キラキラを感じたことが何回かあるのですよ。
よろこびを感じているとき。
こころが澄みきったとき。
おなじ景色を見ていても、みる人の心に影響して、みえる景色が異なるのです。
「これは、こころがみせてくれているのだなぁ」
あなたも、経験があるはずですよ?
『キラキラした世界に住みたいですか?』
きたない部屋に住むよりも、キレイな部屋に住みたい、と、おなじこと。
『いまいる世界は、あなたが見ているよりも、輝いた世界かもしれませんよ?』
ただし、その輝いた世界に住むには、まず、あなたの心を輝かせなくてはなりません。
キレイな部屋にするのに、掃除や片づけをするのと、おなじこと。
掃除って、面倒くさいんですよねぇ。
始めてしまえば、面倒なんて気持ちはなくなるし、掃除が終われば、「きもちいい~!」が待っているのに、ね。
さて、どうしますか?
あなたの目が濁っていては、世界も濁るのです。
あなたの目に色眼鏡がかかっていたら、世界の色も変わってしまうのです。
「掃除、はじめるか...」
その気持ちが、“はじめの一歩”ですね~!
こころの重荷、過去への執着、心に負った深い傷、不愉快な心...。
すべて、捨ててしまいましょう。それが、こころの掃除です。
部屋の掃除をしていると、昔読んだ本がでてきて、つい読み始めてしまうこともありますよねぇ。
こころも、「古傷が癒えてなかった!痛い!」とか、あります。時間がかかっても、ちゃんと癒しましょう。
見て見ぬフリは、捨てていませんから、注意ですよ。
「来客?!とりあえず、クローゼットに押し込んどけ!」みたいなモノです。クローゼットあけるのコワくなっちゃうよ。
こころの掃除は、時間がかかることでしょう。
わたしも、まだまだ掃除中。
「だってぇ~、あたらしいホコリがつくんだも~ん」
そう、新たな心の傷ができたりするんですよ。
でもね、なにもしなければ、心がゴミ屋敷になってしまう...。
掃除中でも、頑固な汚れを落とした時は、スッキリして、気分よくなります。
すると、きれいな世界をチョイ見れます。
そうして、いつしか、本来の純粋な自分自身を取り戻せるでしょう。
そのときにみえる世界は、きっと、うつくしい。
いまのあなたは、どのような景色をみていますか?
あなたの世界が、うつくしい輝きに満ち溢れますように!