気にしない、気にしない
失敗すると、ヘコみますよねぇ。
「なんで、あんなことしちゃったんだろう」
「やばい、どうしよう...」
「時間を戻せるものなら、戻したい」
失敗をすると、落ち込み、自責の念にかられ、冷や汗が出ることだってあります。
もうね、起きたことは、無に帰すことは出来ない。
それが分かっちゃいるけど、ハマっちゃうんだなぁ~。わかる。わかりますよ。
時間は戻せません。
戻せないのですから、過去を考えたってどうしようもない。
これからどうしたらいいか。
これを未来にどう生かすか。
それを考えた方が建設的なのですが、ね。
※あまりにも失敗に囚われてしまう人は、『失敗してもクヨクヨするな』を読んでみてね!
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わたしがハマったとき。
じぶんでも気付かないうちに、うつ病に蝕まれていた頃のことです。
仕事で、これまでにないような失敗をしました。
かなり落ち込みました。めずらしく、悶々と!
そんな中、スーパーに買い物に行きました。
さまざまな商品を買い物カゴに入れて、レジに置きました。
ピッピッとリズミカルな音が終わり、お金を払おうとしたところ、詰替用洗剤のサイズが違うことに気付きました。
「すみませんっ!これ、サイズを間違えちゃいましたっ!」
後ろにも並んでいる人がいたので、レジは全商品をキャンセル。
『あぁ、仕事のミスで悶々としてたからだなぁ。二次災害。いかんなぁ』
洗剤を取替えて、おなじレジに行きました。
「もっと早く気付けば良かったのに、スミマセン」
わたしがそのように伝えると、レジのおばさまが強く大きな声で、キッパリと言いました。
「失敗は、だれにでも、ある!」
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察しのいいひとは、お気づきのことでしょう。
これね、天からのメッセージだったんです。
悶々として、天から直接受け取れない状態なので、ひとの声を通して、届いたのです。
はっと、目が覚めました。
過去にとらわれていたことに気付かされたのでした。
精神世界では、結果を重視しません。結果に執着するのは、人間です。
大事なのは、“なにを想い”、行動したのか。あくまでも、発信元を問われます。
源(みなもと)が悪心ならば、失敗したのは、天の計らいです。
『こら!気づきなさい』ってね!
源が良心からならば、もう、結果を気にしないことです。
いつか、その失敗が、あなたの役に立つことでしょう。
だいじょうぶ
“失敗”
なんて
ほんとうは
存在しないのです
そこには
あなたに
ひつような
経験が
存在するだけ