他者評価が気になるの?
こころを腐らせては、いけません。
会社で不満を抱える人は、多いです。
口を開けば、不満。
つまらなそうに仕事をしている。
ダラダラと仕事をする。
それでも辞めないのは、「受け入れてくれる会社がないだろう」という不安。
※簡単に辞めるのは、お勧めしません。『こんな会社なんて辞めてやる!』
不満の根本を探ると、「評価されない」。そんな想いを感じることがありました。
他者評価だけを基準にするのは、やめた方が良いと思います。
他者は気分によって、変わってしまいます。しかも、評価の基準は、ひとによって違います。他者は真実が見えていないこともあります。
そんな不確かなものを、求めますか?
ただ、他者評価がうれしい気持ちは、わかりますよ。
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学生の頃、コンビニでアルバイトしました。
働くのは初めてでしたが、幼い頃から効率よく動くことをしてきた私は、あっという間に仕事に慣れました。
全てにおいて、手際よく、丁寧な仕事をします。
ある日、任されている一連の業務が終わり、まだまだ時間が余っていたので、ムダと感じながらも仕方なく、同じ業務を最初から行いました。
それでも、時間が余っていました。
『どうしよう、なにか他に仕事ないかなぁ』
ヒマはツラいので、レジカウンター内でビニール袋をすぐに使えるように準備(これも仕事)しながら考えました。
すると、副店長がやってきました。
「なに、サボってんだ!仕事しろ!」
え~~~???...ん?これは、いいタイミングかも?
「あのぉ、全部終わったのですが、なにか仕事はないでしょうか?」
「品出しは、したのか?」
「はい、おわりました」
「掃除は、したのか?」
「はい、おわりました」
そんな、問答がいくつかありました。私の答えは、もちろん「はい、おわりました」です。
2度やったことは嫌味にとられる可能性もあるので、伏せておきました。
「.....とにかく、仕事をしろっっっ!!!」
副店長は、怒って去っていきました。
結局、仕事をしたい私に、仕事を与えずに。
レジ打ちは、素早く。
商品は、崩れないようにキレイに素早く袋に入れる。
ランチ時間は、特にお客様が集中しますが、丁寧でありながら早く行うことを心掛けていました。
短い休憩時間、レジに並ぶムダな時間なんて、減らして差し上げたかったのです。
店内にレジは2台ありました。
それぞれのレジにお客様が並びます。
徐々に徐々に、わたしが立つレジに並ぶお客様が増えていきました。
ある日のランチ時間。
レジに入ると、隣の列から私のレジ前に並び直すお客様が多数。
いや、その光景は日常的にあったのですが、この日は、隣の列の3倍の人数が並んだのです。
『そりゃ、ないぜ!お客様ぁ~』
だがしかし...。
『お客様の期待に応えなきゃ、ヒカルがすたるってもんでぃ!』
普段よりも更に高速に、雑にはせず...。
最後尾のお客様を、隣のレジと同じタイミングで終わらせました。
『フッ!よくやった!』
心の中でクールに髪をかきあげ、自画自賛しました。笑
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さて、この例で伝えたかったのは、いかに私が仕事のできる人間か!
...ではありません。笑
副店長、会社組織においては上位の人間に、認められていない。しかも、誤解される始末。
この副店長には、真実が見えていなかったワケです。
そんな、ちゃんと見てくれない人の評価がほしいですか?
わたしは、いらないです。
しかも、給料があがっても微々たるものですよ?こういう見えない人は、ね。
お客様からは、評価する言葉を頂けたわけではありません。
ですが、行列の長いわたしのレジに、わざわざ並ぶという行動をもって、評価をくださったのです。
たとえ、言葉にしなくても、ちゃんと見てくれる人もいる、ということ。
これが、真実の他者評価ではありませんか?
じぶんがじぶんを褒められる行動をするのが、なにより大切。
こころを腐らせず、前向きに、いきてみませんか?
それにね、目先の評価なんて気にせず、真面目に生きていれば、あなたにとっての、お客様という存在ができるのですよ!