見えるものしか信じない人々
あなたは、広い世界の住人ですか?
あなたは、狭い世界の住人ですか?
『見えるものしか信じない』
子供の頃は、“幽霊を見た”という子に対して、見たことのない子が
「オレは見えねぇもん。だったら証明してみせろよ~」
なんていう言葉を耳にしたものでした。
大人になっても、いるのです。
“自分がみたものしか信じない”というひとが。
大人ですから、「証明して見せろ」とまでは言いませんけどね!
幽霊やら、UFOやら、オーラやら...、これだけ、スピリチュアルという言葉が認識されていても、です。
本人の自由ですから、信じなくても、わたしには関係ありませんが、「世界が狭いんだねぇ~」とは、おもってしまいます。
いまでは、多くの人が“地球はまるい”と認識しています。
ですが、ご存じの通り、もともとは“地球はたいら”と認識されていたのです。
その時代に、平面説しか信じなかった方々と同じ、ではないかと。
いやいや、
「『見えるものしか信じない人』は、今でも“地球はたいら”なのか?!」
自分の目じゃ、宇宙旅行にでも行かない限りは見れません。
「世界とは、自分の生活範囲や旅行したところだけしかないのか?!」
「もしや、世界一周旅行したのか?!」
報道は、“ウソ”もありますからね。
“自分の目で見なきゃ信じない”というのも、ある意味では大切だと思いますが、もっと、柔軟でもいいんじゃないかなぁ、と。
わたしも、見えないものは沢山ありますが、信じてはいます。
自分に見えない存在が、存在することを、受け入れているのです。
これは幼少時代からです。
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幼少時代に友人たちと遊んでいたとき。
ひとり、ポツンと、花をみている子供がいました。
「なにしているの?」
と、尋ねると、
「妖精をみていたの」
想像もしていなかった返答で、驚きはしましたが
「へぇ~、そうだったんだ。いいなぁ!わたしも見えたらいいのに...。どんな姿をしているの?お話しできるの?」
いろいろと質問するわたしがウザかったのか?
信じられていないと感じてしまったのか?
妖精をみていた子は、去ってしまいました。
わたしは、もっと妖精のお話を聞きたかったのですがね。
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視力で見えないものをみる方々のご心労は、大変だと思います。
見えてしまう中には怖いものもあるのに、見えない人たちには“ウソつき呼ばわり”されたり、ね。
子供ならば、なおさらです。
親兄弟が自分たちの目に見えない世界を受け入れてくれる人間でなければ、悲劇です。しかも、「証明してみせろ」なんて、わたしからすると“アホ”です。
「科学で証明できることは数パーセントしかない、という事実を知らないのか?」
調べる“科学者”の方々のほうが、目に見えない世界を信じている、かもしれません。
大人の科学者でさえも証明できないものを素人、ましてや、子供に求めるなんて、『ありえない』です。
だから、多くの方が見えないものを見る方々は、「証明なんて出来ませんよ」と、どうぞ堂々としていてください。
そして、“理解されないさみしさを感じるより”も、『世界の狭い人もいるのだ』と、おもいませんか?
見えることでさえも
見えていないものがある
いまは
見えないたくさんのものを
受け入れたときに
世界が広がる
せかいはひろいなぁ~