こころの疲れ
これは、やっかいです。
肉体の疲れは、身体を休めることで取れます。
もちろん、眠りが有効な場合もあれば、適度な運動が必要な場合もあります。
疲労が、蓄積されていることもありますね。
1日寝たくらいでは、解消できない肉体疲労。万年肩こり、なんてのもありますでしょう?
いずれにせよ、身体の疲れは対処できますよね。
こころの疲れは、どうしましょうか?
季節の変わり目は、精神的に不安定になりやすい時期です。
もう5月下旬ですが、鬱々となりやすい梅雨も控えていますので、ひどくなる前に対処したいものです。
過去に、こんな記事を書かせていただいていますよ。
『五月病 こころの病 に負けるな!』
『過去に負った傷』
こころは、じぶんでも認識しづらい。
無理していることに気付かず、疲労を蓄積していることが多々あります。
まるで、物言わぬ臓器のように。
物言わぬ臓器の怖い所は、痛みがないので気付かず、気付いた時には治療も出来ないほど悪化していること。
こころはね、その傾向が強いように思うのです。
チクリ、こんな些細なこと、なんでもないさ。
チクリ、とても小さな痛みだから、大丈夫。
チクリ、またか。こんなの耐えられる痛みさ。
いくつもの小さな痛み。
あざが消えないうちに、同じあざが出来るほどの痛みが重なったら、どうでしょう?
最初のダメージより大きいですよね。もはや、それは小さな痛みと言えないのでは?
水のしずくが、大岩に穴をあけるように...。
「こころが疲れているな」
そんな自覚をする前に、こころの休息を取れるのが一番いいです。
そうはいっても、これが、なかなか難しい。
わたしは、よく疲れちゃいます。忍耐強さが裏目に出ちゃうのですよ。困ったねぇ。
そんなときに、どうしているかって?
『たくさん眠る』
睡眠は、肉体への効果だけではありません。
精神世界では、眠っている間に魂はあの世と交信している、と言われています。
眠っている間に、出来事とそれに伴う感情を癒して(解決して)いる。
起きたときに嫌なことを忘れている、というのは、記憶の問題ではなくて、癒せたってことじゃないかな。
『気分転換する』
好きなことをしたり、身体を動かしたり、散歩して自然を感じたり。
継続している(と感じている)環境から、意図的に離れてみる。
痛みを継続的に抱えているためにおこる疲れ、ですからね。
『瞑想する』
さまざまな感情や、こころの声を無音にする。
ざわざわと騒々しい内側に、静寂をもたらすのです。
気分転換を外的要因から促すのではなく、内面から促す。
静寂は眠りにも近い。
この世の世界は無のため、瞑想によって癒えることもあります。
こころをクリアにしていくと、前向きに生きる活力を得られます。
疲れなんて、吹き飛ばしてしまいましょう!