あなたの悩みはあなたのもの
思い悩んでいることは、ありますか?
読んでいただくと、ラクになる、かもしれません。
不思議でもあり、あたりまえでもある。だけど、悩んでいる時に言われると、“はっ”とする。
『あなたの悩みは、あなたのもの』
あなたが毎日毎日、頭を抱えるほど悩んでいることがある、と仮定しましょう。
おなじ環境にいる、AさんとBさん。
Aさんと、悩みを話すことにしました。
Aさん「え?悩んでたの? 私は全然へいき。なんとも思わないけど」
え~~~!マジですか???
Bさんと、悩みを話すことにしました。
Bさん「わかるぅ~~~!私も同じことで悩んでたよ~」
次の瞬間、テレビのお笑い番組をみて、Bさんは大笑い!
え~~~!マジですか???
あなたが心底つらく悩んでいることでも、同じ環境にいるふたりは違う。
- Aさんは、全くもって悩みにすらならない。
- Bさんは、悩んでいるのだろうけれど、悩みの深さ、重さが違う。
精神世界では、外的要因も含めて、『あなたが自分の課題のためにすべてを創りだした』という前提があります。
その前提を信じたくなくても、信じられなかったとしても、悩みは“あなたが創りだしている”のは、AさんとBさんの例からナットクしていただけると思います。
「自分が創り出した悩みなら、自分でなくすこともできるの?」
そう、思いませんか?
それでは、実践編に入らせていただきましょう。
『悩みの原因を探る』
外的要因を探るのではなくて、自分が『なんで』『どうして』悩んでいるのか、悩みを生み出している、『こころの深奥』を探しあてるのです。
『内観(ないかん)と 俯瞰(ふかん)』です。
もうすこし、かみ砕いてみると...。
「あのひとが、ああだから、自分は困ってるんだ」
「こんなことが起こったから、自分がイヤな気持ちになるんだ」
“あのひと”“こんなこと”というのが、外的要因。
原因が外にある、と思ってしまうと、『ひとのせいにして、解消できずに終わってしまう』のです。
外で起きたことに対して、『“悩み”として、とらえている自分の心』に、焦点をあてるのです。
そして、ありがちなのは、表面的な感情にとらわれてしまうことです。
「とってもイヤなんだよ!」
「困ってるんだよ~」
ここで止まってしまうと、やはり『問題を解消すること』は、出来ないのです。
- “イヤ”がどこから発生しているのか?
- “なんで”困ったと思っているのか?
もっと奥底の、真実に焦点をあててみましょう。
すると...?
過去の経験、トラウマからくるものであったり、理想と現実のギャップであったりするのです。
悩みの原因を探しあてると、ね。
- 悩みを解決する糸口がみつかる
- 悩みが軽くなる
- 悩みが悩みでなくなる
- 悩んでいる自分がアホらしくなる
そんなことがおこります。
まぁ、だまされたと思ってやってみてください。
だましたりしないけど、ね!