いまを生きる とは...
これが完璧にできている人は、いないのではないだろうか...?
わたしも、できちゃいませんよ!笑
“世間一般的”な『いまを生きる』の内容。
・過去の出来事や想いに、意識を向けている
・未来の不安や期待に、意識を向けている
過去と未来ばかりを意識してしまい、“いま”に心がない状態。
過去におきたことは、すでに“過ぎ去った”もの。
未来におきることは、まだ決まってもいないし、おきた時に、“未来の自分が対処”すればいいこと。
過去から作り上げられた自分は、“いま”に存在している。
“いま”の自分が積み重なり、未来をつくっていく。
すべては『いま、この瞬間に存在する』
『今を生きる』こと、意識しましょうね!
わたしの思うところでは、これだけではないのです。
ケース1『恐れを感じる事柄』
「過去にAを選択したら失敗した。だから、Bを選択しよう」
「自転車に乗るための練習をしたら、ケガをした。もう自転車に乗るのが怖い」
顕在意識が過去の経験を思い出して、目の前のことを選択しているのです。
「なんだか、よくは分からないけど、イヤ。こわい」
顕在意識だけじゃないんです。
経験したことすら忘れていたとしても、潜在意識が覚えていて、選択させることがあります。
これ、今世での過去の体験からきている場合もありますが、前世の体験が尾を引いている場合もあります。
『今の自分が選択している』のではなく、『過去のじぶんが選択させている』。
過去の“あのとき”よりも
成長した“いまの”あなた
同じ状況だったとしても
あなた自身は成長しているのです
過去に体験したときよりも
上手にこなせるはずですよ?
ケース2『過去の関係性』
人間関係において、過去の関係性を基にした感情が沸き上がってくることは、ありませんか?
事例をあげましょう。
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厳しい親に育てられた、子供。
子供は、毎日毎日、親の怒鳴り声をきかされて育ちます。
子供の頃は、「ごめんなさい、ごめんなさい」と、ひたすら謝っていました。
いつしか成長した子供は、年老いた親に反旗を翻します。
親子の立場が、完全に逆転しました。
子供は、他者には怒ることでもないのに、“なぜか”わからないけれど、親に対しては、“無性に腹が立つ”のです。
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これは、『して、されて』現象です。
過去の想いから、投げ返してしまうのです。
過去からの
『悪しき循環』に気付いて
終わらせませんか?
『やさしさの循環』に
作りなおしませんか?
ケース3『原因不明の感情』
なぜかイヤに感じる人、なぜか心配になる人、がいませんか?
過去に恐怖を感じた相手や、不愉快に感じた相手、などがいた場合に、表れるものです。
どういうことか、というと...。
「過去に遭遇した、あの人(イヤな人、怖い人)に、似てる」
本人が自覚していれば、分かりやすいのですが、無自覚なこともあります。
いま現在、目の前にいる人を受けとめずに、“目の前の人”を通して、“過去のあの人”を見ているのです。
そして、過去の人との共通点を“探そう”と、してしまうのです。
重箱の隅をつつくように、少しでも似たところを探します。
似ている部分を見つけると、なかば安心したように「やっぱり」と言います。
「やっぱり」という言葉は、すでに決めつけていたから、出る言葉です。
このケースの場合は、目の前の人物をちゃんと受け止めきれていません。
見ているのは、自分の過去にいた“あの人”なのです。
過去の“あの人”に感じた、過去の自分の想い、なのです。
『過去の亡霊』ではなく
『目の前のいる人』を
ちゃんと見てあげませんか?
人はみな
強弱が異なるだけで
似た部分をもっていますよ?
あなたの中にも
似ている部分はありますけどね?
まとめ
思いあたるフシ、は、ありませんか?
ひとは皆、知らず知らずのうちに“過去や経験に囚われている”ってことだと思うのです。
「過去が影響しているなぁ」に気付けるかどうか、ではないかな。
だって、『きづければ、認めて、見直せば、いいだけ』なのですから。
でもこれ、ぜ~んぶ解消するのって、今世だけでは難しいかもしれませんヨ。
だって、前世から引きずっていることもありますからねぇ~泣
まずは、手近なところから、いまに向かいましょう。
食事の時は、「ごはん、おいしいなぁ~~~」
仕事の時は、仕事に集中。
目の前に、いるひと。
目の前に、ある課題。
いま、目の前にあるものに集中していきませんか?
“いま”に“こころ”を置くのです。
みらいは...?
未来の自分が、なんとかしてくれますよ!笑