そのムカプンは、許容範囲の違いかもね
他者といて不愉快になることは、ありませんか?
解決するヒントになるかもしれません。
どうやら、わたくし、多くの他者と比べると、潔癖症のようなのです。
幼い頃から、なにかと手を洗うので、家族からは「あらいぐま」と呼ばれておりました。アライグマは可愛いから、いわれても怒りません!笑
なにかを触ったあとや、なにも触っていなくても、指先や手の平が“もわん”というイヤな感じがする時があるので、流水で流しておりました。
触っても、なんともないモノもあるので、じぶんでも原因は分かりません。
家族と同居をはじめて、「え~!それ、平気なの???」が、結構ありました。なにせ、潔癖症なもので...。
さてさて、『あなたは、どこまで大丈夫かな?』
わかりやすい、手拭きタオル編!!と、まいりましょう~。
家族が料理中のこと。
- パンをナイフでカット後に、食材の出し忘れに気付いた。
パンを触った手を手拭きタオルで拭いて、冷蔵庫内の食材を取り出し、調理続行。 - たまねぎ等の野菜を刻んでいる途中で、食材の出し忘れに気付いた。
野菜の水分を手拭きタオルで拭いて、冷蔵庫内の食材を取り出し、調理続行。 - 魚をさばいている途中、食材の出し忘れに気付いた。
魚の水気を手拭きタオルで拭いて、冷蔵庫内の食材を取り出し、調理続行。 - 肉を切っている途中、食材の出し忘れに気付いた。
肉の油分、血液を手拭きタオルで拭いて、冷蔵庫内の食材を取り出し、調理続行。
「どんだけ食材を出し忘れるんじゃい!」というツッコミは、ご勘弁ください。
1~4、あなたは、どこまで“この”手拭きタオルを使えるでしょうか?
わたしは、もう、1からダメなのです。笑
ちなみに、“1と2は、OK”という家族もおりました。
理由を聞いたら、「生でも食べられるものだから」だそうです。
わたしからすると、水気を含んだタオルについたパンくずなんて、雑菌を含んだスポンジです。しかもバターという油まで含んでいる。
4なんて、菌も油も付着したままですからねぇ。タオルだけではなく、冷蔵庫の表面も庫内もベトベト、菌ベッタリ、なわけです。
わたしはウザいひとなので、料理中の家族に言いました。
「3や4は、菌や油が付いているから、ちゃんと洗わないと危ないよ?」
※2までは身体を危険に晒す可能性が低いので、いいません。
「...はぁ~(大きなため息)」
心の声、ちゃ~んと届きましたよ~。
『うるっさいなぁ。作ってやってるんだから、だまってろ!!』
これはね、お互いに不愉快な事例です。
『なぜ、不愉快になるのか?』
元々の人間関係も、大きな影響があります。ただし、良好な人間関係であったとしても、不愉快になる場合があります。
そもそも、ひとによって許容範囲は違う。
これって、誰しも生きていく中での経験で、分かっている事なのです。
それなのに、自分の範囲を侵されると不愉快になる。
それなのに、他者が自分の範囲を越えたことをすると、不愉快になる。
許容範囲を外れることで、ムカついてしまうわけです。
『ムカつく心にならないためには、どうしましょうか?』
- 他者との違いがあることを、改めて認識する。
- 不愉快にならないように対策を講じる。
許容範囲が異なることを、ひとは忘れがちなのです。
忘れていなくても、自分の許容範囲を周囲に強いる人もいますけどね。
じぶんの範囲を侵されたら、誰だって不愉快でしょう?
「自分とは、ちがうんだな」改めて認識するだけで、不愉快さは減りますよ。
そして、お互いが不愉快にならないように、最良の改善策をみつけませんか?
ちなみに、わたしは、家族にもなるべくストレスなく生活を送ってほしいので、あらかじめ、自分用の手拭きタオルを別に設置しておりました。
危険性がなければ“注意”しなくてすみますし、お互いの不愉快を最小限、できれば無にしたいので、ね。
ひととの違いは
程度の違い
すべては
他者を通して
自分を知るために
表れた出来事
それなのに
イラついたり
怒ったり
そんな感情は
必要ないんじゃないかな?
必要ない
感情なんて...
時間
と
こころ
の
浪費じゃないかな?