内観(ないかん)と 俯瞰(ふかん)
二つの視点をもっていますか?
- 人間関係の悩み
- 人生の道の選択に迷う
- 不満がつのる
- 日々に追われてしまい、自分自身を省みずに、自分を見失う
生きていると、次から次へと課題が起こり、頭を悩ませますよね。
- 内観:ないかん(自分の内心、深奥をみる)
- 俯瞰:ふかん(第三者として、高いところから全体をみる)
問題解決に役立つのは、この両方の視点をもつことだと、私は思っています。
この二つの視点、『バランスがとても重要』です。一方に偏りすぎてしまうと、『正しい判断』ができなくなってしまうのです。
そして、この二つの視点を持つと、『なんで、この出来事がおきているのか』に、気付けることもあります。
気付けると、「な~んだ!それじゃ、しゃあないね」と、気持ちが楽になったりもします。
気付いたことで、原因がなくなることもあります。
※『ひとの話を自分のこととして受け止める』の秘法です
注意点は、『“悶々と”考えないこと』。これが、かなり重要です。
『出来事に対して、感情移入しすぎずに観ずる』
『出来事をそのまま観ずる』
浅瀬で『思考グルグル』『悶々としてしまう』ときは...?
一旦、考えるのはやめましょう!
その問題から、意識を逸らしましょう!
『内観』の最中は、“本当のこころ”ではなく、“いまの感情”という、浅いところに入りがちです。
感情にとらわれてしまうと、“内観”ではないのです。
感情とは、起きた出来事への反応であって、『なんでその感情が湧いてきたのか』という、“深奥”には届いていません。
『顕在意識』という浅瀬ではなく、『潜在意識』という、深いところを観るのです。
『俯瞰』の最中は、他者に対しての自分の不満という“感情”が、浅いところでは、出てきやすいです。
あくまでも、“第三者”としての視点で冷静にみないと、“俯瞰”ではありません。
そして、悪いことに、『そのまま悶々に突入』しやすくなります。
“第三者”というのが分かりにくければ、自分視点、相手視点、の次に“他人視点”と考えてみては、どうでしょうか?
それでも分かりにくければ、“神さま視点”。
『神さまからは、どう見えているのか?』
『神さまは、どんな理由で、こんな出来事を創られたのか?』
『自分が神さまだったなら?』
内観や俯瞰をしても、何のために“こんなこと”がおきているのか、その原因が今すぐにわからない場合もあります。後になってわかることも、多々あります。
『あの出来事は、いまの幸せにつながる道だったんだ』
だから、原因が分からなかったり、すぐに問題解決できなくても、がっかりしないでください。
いまがツライひとは
二つの視点を
持ってみてください
『未来の幸せのために』
つらいことが
起きていることが分かれば
ツラさが
軽減されますから
どうぞ かたよりませんように...