“ありがたい”の発見(きづき)

具体的な発見方法がわからないと、むずかしいかも?

 

「今年は、“ありがたい”を発見する年にしませんか?」
いま、あるものへの感謝』で、ご提案したのですが、具体例をあげてみますね。

 

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食べることがとっても好きなAさん。
5個のパンを目の前にして、「明日の朝と昼に食べるのは、どれにしよう。。。?」時間をかけて悩みます。
1食1食が最後の晩餐のごとし。これが、毎日のことなのでした。

それを見ていたBさん。
「そんなことで悩むAさんは、とても幸せなひとなんだなぁ」
Bさんの悩みは、Aさんとは違いました。
「どうやって、この世を生きたらいいのか?」
「この世の最善のために、じぶんには何ができるのか?」

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あなたの悩みはあなたのものですから、ひとによって“悩み”となるものは異なります。
学生には学生の、社会人には社会人の、子供には子供の、大人には大人の、“悩み”があります。
どちらが高尚で、どちらが低俗か、ということではありません。
戦火の最中にいる人々からしたら、「そんなことで悩むBさん、幸せなひとだね」と思うことでしょう。
“なやみ”とは、それぞれの当事者にとって、悩むことは違えども、同じ重さを感じているかもしれない、というものなのです。

 

さて、ここからが本題です。

あなたがBさんだとしましょう。
Aさんを目の前にして、どのような想いが湧いてきますか?

 

【1】Aさんに対して、怒りや悲しみ、呆れてしまう
湧いてくる感情は、反応です。
自分という基準がある上で、Aさんを見て感じていること。
自分も気付いていない、ほんとうの心に気付かせていただくことがあります。
ありがたいですね。

 

【2】「Aさんのように、しあわせな世界を築いている人もいるのだ」
他者という存在の認識。
自分の世界に入ってしまうと、ほかの世界が見えなくなってしまうことがあります。
自分以外の世界があることに、改めて気付かせていただけます
ありがたいですね。
※冒頭の「Aさんは幸せな人だね」は、ここですね。

 

【3】「じぶんの悩みを見つめ直すことにした」
自分と他者との比較。1と2から発展して、他者という存在を通して、自らをふりかえり、どうしたいのかを自らに問い、あゆむ道を選択する。
じぶんが道を進むために、気付きを与えていただいたのです。
ありがたいですね。

 

ちなみに、この【3】までいきますと、自分の悩みが吹っ飛んでいきます。
“飛ぶ”は、誇張表現かもしれませんね。消えるわけじゃなく、重く塞ぎ込んでいた心が軽くなります。
第三者の視点から、冷静に自分の悩みをみることができるからです。
「じぶんが悩んでいるのがアホらしくなった」こんなこともおこります。
わたしが【2】にいるとき、友人に【3】を教えてもらいました。ありがとう!
【2】で終わってしまったのでは、もったいないのです。。。

『もっと気楽に人生をとらえてみたら?』
『悶々とした世界に、まだ身を置くの?』
『そろそろ、その場所から出て行動し、成長する時が来ましたよ』
悩んでいるBさんに対して、天の計らいによって、巡り巡ってもたらされたAさんだった、というわけです。※【1】【2】でも、同じく計らいですよ。

心が軽くなりますと、Bさんには自然と感謝がわいてきます。
「Aさんの出現と行動によって、気付かされました。これで先へ進むことができます。かみさま、Aさん、ありがとうございます」

 

これは、“発見”の一例です。
1でも2でも3でも、発見はあります。
“発見(=きづき)”というものは、『目から鱗』てきな、『アハ体験』てきな、「うお~!こういうことだったのか!」という、なんとも言えないスッキリ感をもたらしてくれます。

だからね、“発見”は、たのしいと思いますよ~!

 

1日1善、ならぬ、1日1発見!
な~んてね。言ってるわたしゃ、できてませ~ん!
ごめ~ん!言ってみたかっただけ~

 

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Posted by Hikaru